キュレーションって?-情報の海での泳ぎ方-


最近「キュレーション」という言葉をよく耳に(目に)するようになりました。 「キュレーター」が美術館などの「学芸員」を指す言葉なので、美術がらみのワードかと思っていたら、

あまり関係のないところで使われることが増えてきたので、気になって調べてみました。

キュレーションとは…特定の切り口でインターネット上にある情報を選定し公開する

という意味合いで使われています。

語源は美術館や博物館などの展覧会を企画するキュレーターからきていて、 キュレーターが、美術館にどんなものを置いたらいいのか、それをどうやって置いたらいいのか

「選定」する事からきています。

インターネット上では大量のコンテンツが日々生産されており、全ての情報を確認することはほぼ不可能です。そこで、自分の代わりに必要な情報をピックアップしてくれるキュレーターやキュレーションメディアの存在が重宝されるようになってきました。

キュレーションサイトとはなんぞや?とここでまた疑問に思う方もいるかと思いますが、

ネット上でだれもが一度は目にしたことがあるであろう「NAVERまとめ」や「All about」や「locari」など、特化した情報についてまとめ、発信するサイトのことをさしています。

キュレーターが館内の展示物を整理して見やすくするのと同様に、インターネット上のあらゆる情報を、キュレーター独自の価値判断で整理するのがキュレーションであり、キュレーションされたものは、プログラムなどで自動的に収集する従来の検索サービスの検索結果と比べて、「不要なものが少ない」 「センスが良い」などといった理由から人気が高まっています。

なるほど知りたい情報について何度も検索するより、一気にまとまって見られれば助かりますよね。 そしてまとまった情報が信頼性の高いものであることが何よりも重要なのではないでしょうか。

最近では便利な一方で問題視され閉鎖されるキュレーションサイトも出てきているようです。 ある医療系キュレーションサイトなどは、薬事法違反や他のサイトからの無断転載が多く見られることが指摘され、問題視されるようになったところから閉鎖に至っています。

私も利用したことがあり、信頼のおけるサイトだと思っていたので驚きました。

『ラーメン風邪にいい!』とか『肩こりは幽霊の仕業』などの情報もまざって発信していたみたいなので仕方ないですね。

今後「キュレーター」は情報が溢れかえるこれからの世の中で貴重な役割を担っていくようになるそうです。 「キュレーター」や「キュレーションサイト」には「正しい情報」を発信してもらいたいですし、ユーザーは「どの情報が信頼出来るのか」常に考えて情報を受け止めねばならない時代になっています。

では正しい情報を得るためにはどうしたらよいのでしょうか?

まず情報の発信者が信頼できるかどうかを確認しましょう。 省庁など公的機関が発信している情報は信頼性が高いです。 新聞社などのメディアや企業などの公式サイトからの情報、公式アカウントの情報も信頼できる可能性が高いです。

そして、情報について一つのサイトだけではなく複数のサイトを見てみましょう。

正しい情報であれば、複数の情報元で同様な記述が見つかるはずです。 複数のサイトを調べて、記述を比較してみるのは有効でしょう。 複数の信頼できる発信者が同様の発信をしていれば、その情報の信憑性が高まります。

いまやインターネットはなくてはならない情報源です。 賢く泳いでいきましょう。

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